お取り扱した案件のご紹介
詳細情報
1.着工前
着工前既設の水路は、コンクリートのU字溝となっていました。このため、以下のような状態でした。
- 排水勾配が悪い。
- 池の水が循環しないために、溝に汚泥が溜まっている。
- 池の水が汚れたままになっいる。
- 生物が生息しにくい環境となっていた。
2.生物生態調査
池や溝等に生息している生物の採取を、東播工業高校学生が行ないました。(ウシガエル・ドジョウ・オタマジャクシ・草がめ・しおからとんぼの幼虫・みずむし等)
3.汚泥掘削作業
この溝には、100年分の汚泥が溜まっていたため、水の水質も悪くまた、排水の流れも悪い状態でした。まず、水質浄化と排水の流れを良くするために、ショベルカーを使用し汚泥の回収作業を行ないました。(生物が生息しやすい環境づくりの作業)4.完成
鶴林寺で橋の撤去を行なった際に出てきた石を使用して、排水の良い石積み水路を作成しました。水路底には数ヶ所竹炭を設置、また玉石・砂利を敷き、水生植物を植え、ソーラパネルによる太陽光発電により池内に設置した水中ポンプを稼動させました。
水の循環と浄化を計り、生物が生息しやすい環境水路を構築しました。